深夜眠れずに俺は愛車で海を目指したんだ。
心地良い潮風を浴びに・・・
しかしそれがのちに大変な事になろうとは思いもしなかった・・・
俺は波止場の先端で煙草をふかし暗い海を眺めていた
それはある種恐怖すら感じるほどの静寂だった
誰もいないはずのテトラポットからなにやら声がする
俺は覗いてみたんだ
すると以前俺が倒した親父がテトラから覗いている
俺は恐怖に震え もっていた缶コーヒーをテトラから覗いている親父にぶちまけた
親父は声にならない声を発し 暗い海へと帰っていた
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